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バラ200種類が見ごろ

駒ケ根市福岡の坂本克代さんのイングリッシュガーデン

バラ200種類が見ごろ

 淡いピンクの花びらが重なり合い優しい雰囲気を醸すピエール・ド・サンロール、ゆったりと波打つ花が見る人を魅了するロココ。アンジェラとサマースノーのアーチをくぐると、剣弁高芯の凛(りん)とした色鮮やかなモダンローズも咲き、坂本克代さん(駒ケ根市福岡)のイングリッシュガーデンが見ごろを迎えた。
 まもなく純白のカサブランカ、愛らしい鹿の子ユリなど数百本のユリも咲き出す。
 坂本さん自ら設計し、昨年9月に完成した「天空のラウンジ」からは、バラの庭と中央アルプス、南アルプスが望める。
 全国ガーデニングコンテストでブロンズメダル賞に輝いた坂本さんの英国式庭園は独創性で高く評価され、入園料全額(昨年実績7万5500円)を市に寄付し、全国初のチャリティーの庭として注目された。
 昨年10月、11月にはNHK「素敵なガーデニングライフ」で紹介され、日本園芸協会の「ローズコンシェルジュ講座」のテキスト2、3号にも見開き2ページにわたり紹介されている。
 ガーデンは四季咲きのバラ、ユリ、さまざまな宿根草が次々と咲いて、晩秋まで楽しめる。
 「バラは大好き、手が掛かるだけ咲けば、香って報われる。天空のラウンジでハーブティを飲みながら、庭を鑑賞する時が至福のひととき」と話す。
 入園料500円(茶菓子付き)。詳細は坂本さん(TEL83・8998)へ。

バラや宿根草見ごろ

 南箕輪村南原の建築士辻井俊恵さん(32)宅と隣りにある建築士事務所で14、15日、「オープンガーデン」を企画する。両庭に咲く草花は現在、ピンク色を中心としたバラ約110種と白や紫色など約800種の宿根草が見ごろを迎えており、昨年は県内外から600人が訪れたという。
 辻井さん家族が庭にバラなどを植え始めたのは10年以上前。欧州旅行をきっかけに「見る庭から住まう庭」へと手入れし始めた。オープンガーデンの企画は4年目で、自宅の庭造りの参考になればと、訪れる人は年々増えている。
 庭に作った格子状の日陰棚には、つるバラを絡ませた緑廊(りょくろう)を数個所設けており、期間中、自宅で栽培したハーブを使ったお茶と手作りクッキーを振る舞う。辻井さんは「ゆっくりと庭を眺める体験をしてほしい」と話している。
 問い合わせは、建築士事務所「ビダ・フェリース」(TEL73・6417)へ。
オープンガーデンを企画する辻井さん宅

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