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南箕輪村長寿者訪問

南箕輪村長寿者訪問

 南箕輪村の唐木一直村長ら理事者は16日、村内の88歳以上の長寿者を訪問し、ますます元気で長生きしてほしいと祝い金を贈った。
 夫婦そろって長寿の北殿の大明化学工業相談役池上房男さん(92)と久江さん(88)夫妻を唐木村長が訪問。「これからもお元気で」と長寿を祝った。
 夫妻は1941年に結婚。今年で結婚生活64年になる。一人娘が東京に嫁ぎ、孫3人、ひ孫1人。夫婦二人暮しだが、娘さんが頻繁に訪れるという。
 「母が今日まで生きられるように生んでくれたことに感謝」という房男さんの健康の秘訣は「歩くこと」。47年から庭でミツバチを飼い、蜂蜜やローヤルゼリーは食卓に。久江さんお手製のニンニクと卵黄で作るニンニク丸や庭で採れる小梅の蜂蜜漬を毎日欠かさず食べる。「何事も始めたら続けることが大事」という。ほぼ毎日、大明化学工業に出勤。読書が趣味で経済や仏教などの本を1カ月に3冊ほど読んでいる。
 久江さんは編物が趣味。房男さんが「よく飽きないな」というほど、時間があると編物をしている。人への贈り物も手作りが多いという。村公民館の高齢者学級に10年近く参加。村内のデイサービスセンターにも週1回行き、「できるだけ外に出て人と会うように心がけている」という。
 05年度中に88歳以上になる人は169人。最高齢は102歳の男性。満100歳は3人。村は、88歳から99歳の人に祝い金8千円、100歳以上に5万円を贈る。

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