ヤナギラン咲いて、
飯島町本郷の林公明さん
飯島町本郷の林公明さんの果樹園の隅に植えられたヤナギランが満開になり、梅雨空のもと、高原のさわやかさを演出している。
10年前、飯田のしらびそ高原で舞っている種をキャッチし、4粒まいたが、そのうち1粒だけ発芽し、3年目に初めて花をつけた。以後、毎年自家採りの種をまいて増やし、今では約200本になった。草丈は1縲・・5メートル、下から咲いて、来月初旬まで楽しめそうだ。
「以前は色が薄く、高原でないと、本来の濃いピンクにならないのだろうかと思っていたが、一昨年から色が濃くなった」と話す。 ヤナギランはアカバナ科の多年草。細長い葉、葉裏が白いことから「ヤナギ」。花の形がかたちが「ラン」に似ることから名付けられた。