ハーモニカ教室が開講
伊那市高遠町公民館の初心者向けハーモニカ教室が17日夜、開講した。受講生の半分以上が子どもろのころに吹いた経験があり、初回から童謡などに挑戦した。
教室には「子どものころに吹いたままで、60年ぶり」「歌が下手で、ハーモニカを吹きたいと思っていた」という50縲・0代の10人が申し込んだ。地元長藤のハーモニカ愛好家藤原善信さんを講師に迎え、12月まで月1回のペースで全7回、町総合福祉センター「やますそ」を会場に開く。
藤原さんからハーモニカの吹き方など基本を習い、音を出した。
楽譜を読めない人がいることから、「ドレミ」の順に1から数字をふった楽譜を用意。短時間で「キラキラ星」や「春の小川」などを合わせ、楽しんで吹いた。
矢野やよ江館長は「音色の美しさに感動し、本年度新たに設けた。ハーモニカを演奏することで生活が豊かになれば」と話し、童謡・唱歌を歌うグループとの交流やハーモニカ演奏を通じた地域貢献につなげたいとした。