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11月17日からデジタル放送開始

ICT・CEK

11月17日からデジタル放送開始

 伊那ケーブルテレビジョン(ICT・伊那市、向山公人社長)とエコーシティー駒ケ岳(CEK・駒ケ根市、中原正純社長)のデジタル放送共同ヘッドエンド事業協定書の調印が16日、伊那市内であった。11月17日から、BS、CS放送を先行してデジタル放送を開始する。
 来年4月にNHK、10月に民放各局がデジタル放送を始めるのに伴うもの。共同で整備することで、設備投資・ランニングコストの軽減、上伊那郡内の情報の共有化による情報サービスの向上を図る。
 伊那ケーブルに、県内地上デジタル放送再送信設備などヘッドエンド設備を設置するほか、双方をつなぐ光ケーブルを整備。事業費は約1億2千万円。
 向山社長は「自然災害の対応など生活情報提供で、地域住民に喜んでいただけるのではないか」、中原社長も「自主放送の相互交換などで情報を共有し、加入者のサービスアップにつなげたい」とそれぞれ話した。
 加入者は専用チューナーの取り付けが必要。取り付け費用5250円、デジタルパック料金(月額)1050円がかかる。
 サービスチャンネルは37チャンネル(県内地上デジタル放送など含む)と一緒で、デジタル放送料金は統一する。
 加入世帯は上伊那8市町村で3万7468戸。
 上伊那の他ケーブルテレビとも一元化の方向で取り組んでいく。

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