南箕輪村保育料審議委員会 保育料改定の答申
南箕輪村保育料審議委員会(北條明委員長、11人)は20日、唐木一直村長に対し、保育料改定の答申をした。07年度税制改正により、所得税から住民税に税源委譲したことで保育料階層区分の変更が必要となった。答申は階層区分を決める定義変更のみ。改正期日は7月1日から。
村住民福祉課によると、税源委譲により所得税額は約半分となった。村の階層区分は5階層以上が前年度の所得税額に応じて階層を決めているため、今回の答申で5階層以上の区分で所得税額の定義変更があった。
村は同委員会に対し、引き続き、8月1日から改正実施する08年度の保育料についての検討を諮問。村としては、低所得者階層の保育料が他市町村と比べて割高となっている現状の見直しを考えている。
唐木村長に答申書を手渡す北條委員長