千匹のホタルの飛び交う水路を夢に
竏註・モの楽校の10年竏・
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しかし、何もない水路にホタルが住めるようになるまでにはさまざまな努力があった。
水路の延長は約200メートル。環境整備のために、毎年の草刈りは欠かせない作業となった。また、水路は天竜川の隣にあり、土砂が堆積しやすい。06年の7月豪雨の時には浸水する事態も発生したが、その都度土砂の撤去を行い、ホタルの住める環境づくりに努めてきた。
こうした努力の結果、最も多い年には約500匹のホタルが乱舞。毎年のホタルまつりにも多くの家族連れが足を運んでくれるようになり、着実に地域へと溶け
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