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「水」をテーマに、環境を考えよう

小・中学生対象のエコ・キッズ・プロジェクト始まる

「水」をテーマに、環境を考えよう

 信州高遠青少年自然の家で21日、環境を考える「エコ・キッズ・プロジェクト」が始まった。「水」をテーマに、年間を通して水と触れ合う実践活動を展開する。
 このプロジェクトは、環境に対する関心を養い、環境と自分のかかわりを考えようと国少が初めて企画したもの。市内をはじめ、岡谷市、茅野市の小学校5、6年生7人が申し込み、来年2月まで6回の日程で、国少周辺や諏訪湖の水調査、水をきれいにする簡単な道具作りなどに取り組む。
 初回は、食物連鎖の説明を受けたあと、ネイチャーゲームをしながら敷地内の硫黄沢を観察。小学生は木に聴診器を当てて水を吸い上げる音を聞いたり、地面に置かれたぬいぐるみなど自然にないものを探したりと楽しみながら自然に親しんだ。
 岡谷市の井出直輝君(11)は「生態系が1つでも崩れたらだめだということが分かった」と話した。
 次回は7月19日の予定で、牛乳パックなどを利用して水めがねや透視計を作り、川の様子を調べる。
 定員に余裕があるため、あと3人を募集。申し込みは、国少(TEL96・2527)へ。

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