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長谷ふるさと講座

長谷ふるさと講座

 伊那市公民館運営協議会は21日、長谷公民館で「ふるさと講座」を開き、アンモナイトやサンカクガイなど長谷黒河内戸台の「戸台の化石」について、まほらいな市民大学の学生や一般市民が学んだ。
 戸台でのアンモナイト第1発見者で、「戸台の化石」保存会副会長の北村健治さん(65)=東京都青梅市=が、「化石を追って、ロマン1億年 『戸台の化石』と半世紀-サンカクガイに魅せられて-」と題し、丹念に採集し詳しく調べ続ける大切さを語った。
 戸台の化石は、赤石山地の中生代白亜紀層から採集できる。サンカクガイ化石の産出が「戸台」の地名を有名にしたが、「大小のサンカクガイが出ている。生活していたのと近い状態で化石になっている」という。
 戸台を歩き始めて2年目の1963年3月31日に、「私の足元に転がっていた」アンモナイトを発見。現在までに学習会で採集しただけで2847体もあるといい、写真で化石を紹介した。

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