うちょうらんを育てる会が村花、ウチョウランの展示会開催
中川村の「村花・うちょうらんを育てる会」(会員16人、中飯寿勝会長)は22日、「第26回うちょうらん展示会」を同村のショッピングセンター「チャオ」で開いた。園芸品種のほか、会員らが鉢植えで育てた自生のウチョウラン14点が並び、訪れた人たちの目を楽しませた=写真。
ウチョウランは中川村の村花。しかし、山野草ブームなどの影響で村内にあったウチョウランは絶滅寸前の状態になり、同会が中心となって花の増殖などに努めてきた。
それに合わせて、普段あまり見ることのないウチョウランの姿を多くの人に知ってもらおう竏窒ニ展示会も開催。今年も花の時期を迎え、展示会を行うことになった。
気候の影響もあり、今年の開花は少し遅れているというが、花は1カ月ほど楽しめる。 小ぶりで優しい色合いをした花の姿は人気が高く、中飯会長(68)=大草=は「自然の中ではほとんど見られなくなっている状況。多くの人にウチョウランを知ってもらえたら」と話していた。