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伊那養護学校寄宿舎と木曽青峰高校相撲部が大相撲交流会

 伊那市西箕輪の伊那養護学校の寄宿舎で23日、木曽青峰高校相撲部との大相撲交流会があった。小学部から高等部までの児童、生徒が相撲部員との対戦を楽しんだ。
 寄宿舎の余暇企画第2回「この指とまれ」で交流会を実施。同校に以前に勤務していた教諭が木曽青峰高校相撲部を指導している縁で交流が始まり今年で5年目。男子選手4人と女子マネージャー4人が訪れた。
 体育館に作った土俵で、寄宿舎の児童生徒49人のうち希望者が対戦に臨んだ。小学部の児童が大きな体の相撲部員にぶつかったり、懸命に押し出そうとしても相撲部員がびくともしなかったり。児童生徒は大きな声援を送って楽しんだ。
 部員を投げ飛ばそうと果敢に攻めた高等部3年の男子生徒は、長い取り組みの末、見事に上手投げを決めた。「相手は動かなくて押すのが大変だった。初めての相撲交流だったけどおもしろかった」と息を切らしながらも笑顔で話した。

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