伊那北高まちづくりワークショップ
伊那北高校のイベントプランニング部(平沢崇佳部長)はペン祭開催中の28日、最寄駅であるJR伊那北駅前の再構築について考える「まちづくりワークショップ」を同校の同窓会館で開いた。部員の生徒約10人のほか、駅周辺の商店主などでつくる山寺活性化協議会(矢野昌史理事長)の役員、近くの伊那小学校5年夏組(浦野孝文教諭、33人)の児童など約60人が参加し、魅力ある駅前にするためのアイデアを出し合った。
参加者は6グループに分かれて討論し、それぞれ結果を発表。「誰でも休めるようなベンチやパーゴラを置きたい」「美しい花壇を作りたい」「にぎやかになるように店やフリーマーケットが欲しい」などのほか、「池に噴水を造る」「バッティングセンターを作る」などのユニークなアイデアもあった。
ワークショップは今年あと3回の開催を予定している。平沢部長は「ワークショップで出た意見は案としてまとめ、今年中に市に要望していきたい」と話している。
夏組の児童は、総合的な学習の一環で昨年から駅前広場の清掃などに自主的に取り組み、今年は山寺活性化協議会とともに樹木の整備や花壇設置などを行った。