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カジカ棲む清流に、自然を呼び戻す会が放流

カジカ棲む清流に、自然を呼び戻す会が放流

 宮田村の自然を呼び戻す会(加藤一彦会長)は28日、自家養殖したカジカの稚魚約300匹を村内の河川9カ所に放流した。魚影を復活させようと取り組んでいるもので、「大きく育てよ」と送り出した。
 清流の石の下に棲むカジカ。コンクリート護岸によるU字溝化が進んだ昭和40年代の河川改修などにより、一時は追われるように姿を消した。
 同会は15年ほど前から成魚、5年前からは自分たちで育てた稚魚の放流を始め、今では市街地を流れる小田切川にも魚影が戻ってきた。
 今年は新たに大沢川や、石積みが残る水路へも放流を拡大。孵化して3カ月余り1・5センチほどの小さな稚魚を川へ放した。
 「昔は村内のどの川にもカジカがいた。よくモリで突いて取ったものさ」と会員。
 3年ほどで体長15センチまでに成長するというが、加藤会長は「村内の川は水質も良く環境は抜群。今後は石積みが残る河川水路の調査も進めたい」と話した。

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