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高校野球選手権長野・学校紹介(6)伊那北

 タイプの異なる投手陣を中心とした、基本に忠実な守備が特長のチーム。夏に向け、実践的な守備練習を多く取り入れ完成度を高めてきた。久保村監督は「堅実なだけに、ほころびが出るのだけは避けたい。派手なプレーはいらない。堅実さを最後まで徹底したい」とチームを引き締める。
 投手の軸は、直球と変化球のコンビネーションの均衡が取れた主戦近藤、制球力を生かした組み立てが魅力の丸山の2人。抑えには最速135キロの直球を持つ宮原が控える。「守備は内野手がチームの生命線」と監督。前年度から正選手として三遊間を守る郷頭、上沼が中心となり堅実な守備をつくる。
 春以降、粘り強さが出てきた打線は出塁率の高い上沼、郷頭を1、2番に、近藤、緑川、小林礼を中軸に配置。打撃センスのある近藤を軸とした打線は、長打力のある緑川の打順を上げることで、つながりのある打線へと変化した。
 初戦は松本県ヶ丘と対戦(7日午前9時・諏訪湖スタジアム)。勝ち上がると2回戦で岩村田と戦う。久保村監督は「あまり意識したくないが重要なのは初戦。同じタイプの学校なので、うまく力を出して良い結果につなげたい」と話している。
畑一樹主将
元気の良さで相手チームを圧倒したい。守備から崩れないようにし、攻撃につなげられれば。初戦は気持ちの面で負けないよう集中し、力を出し切りたい。

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