駒ケ根市が市制施行54周年記念式典を開催
駒ケ根市は1日、市制施行54周年記念式典を開いた。職員や関係者などが集まる中、長年にわたり各分野で活動し、市政に貢献してきた功労者8人ほか多額の寄附をした個人や団体3者、叙勲受賞者2人に表彰状や感謝状などを授与した=写真。
今回表彰を受けた功労者は長年消防団幹部として地域の防災活動をはじめ、社会福祉、観光振興、伝統芸能の継承などの各分野の活動に長年携わることを通して、まちづくりに尽力してきた。
杉本市長は「日本の景気は予断を許さない厳しい状況にあるが、活力の源である地方が魅力ある地域づくりを進める本来の改革が求められている。協働のまちづくり条例が施行
となり、お互いに手を携えて地域の個性や財産を大切にしていきたい」と式辞を述べた。
また、産業功労者として表彰を受けた渋谷敦士さん(75)=市場割=は「本日の受賞者は各分野の仕事に長年携わる中で、市政の進展を願ってきた。今後も市のために、できることをやっていきたい」と語った。
表彰者は次のみなさん。
◇市政功労者▼社会功労=小平佳司、堀千代美、植木温子▼産業功労=山浦義人、渋谷敦士▼文化功労=木下鐵人▼スポーツ功労=林正俊、大嶋信義
◇多額寄附者=故・中島著、塚田理研工業、赤穂中学校38年亥子の会還暦記念事業実行委員会実行委員長 池上善文
◇叙勲受賞者▼瑞宝小綬章=中村良平▼瑞宝双光章=小平協平