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生産者交え保護者が給食試食

生産者交え保護者が給食試食

 宮田村宮田小学校PTA父親母親委員会は今年度、保護者対象に給食試食会を開いている。自校で調理する村の学校給食の良さにふれながら、農産物を食材として提供する村内の生産者とも交流。「子どもたちのために」と取り組む現場の姿に理解を深めつつ、家庭の・ス食育・スを見直す機会にもしている。
 試食会は昨年度から始めたが、今年度は生産者との会食を初めて盛り込んだ。27日には2、3年生の保護者が対象で、調理や子どもたちの配膳の様子なども見学した。
 学校栄養士の滝澤きぬゑさんと、生産者でつくる「学校給食を育てる会」の吉澤小百合さん、有賀絹代さん、小田切靖子さんを交えて試食。
 滝沢さんは栄養バランスに配慮して給食献立を考えていると説明し「家庭でも子どもたちの成長を心がけて食事をつくって」と呼びかけた。
 吉澤さん、有賀さん、小田切さんは、食材提供に限らず児童と農産物の栽培も通じて交流を深めていると紹介し「喜んでくれる子どもたちの顔が忘れられない。それがパワーになります」と話した。
 試食を終えた母親のひとりは「家でできない部分を給食でカバーしてくれている」と感想も。同委員会の平澤澄子委員長は「家庭に帰ってからも、親子の共通の話題として食事を考えてもらえれば」と話した。

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