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園児向け環境紙芝居制作、上演へ

 環境問題に長年取り組んでいる伊那商工会議所女性会(小林旬子会長、40人)は幼少時から環境保護の大切さについて考えるきっかけにしてもらおうと本年度、幼稚園・保育園児向けのオリジナル環境紙芝居を制作、上演する。年度内の上演実施に向け、現在ストーリーの制作に取り掛かかっている。
 子どもたちにとって難しくなりがちな環境問題を紙芝居で見てもらうことにより、ごみの分別や減量、リサイクルの推進、資源の大切さなどについて楽しみながら無理なく理解してもらう狙い。
 ストーリーは会員らが考案する完全オリジナルで、数種類制作する予定。会員には環境問題を身近なこととして認識している家庭の主婦が多いことから、題材には事欠かない。電気の節約、エコバッグの使用、水道水の節約など、日ごろの取り組みを生かしつつ、専門家のアドバイスを受けながら楽しいストーリーを組み立てたい竏窒ニいう。
 本年度の上演対象は同会議所管内の市内17園・園児約1600人。事務局は「紙芝居を見た子どもたちが家でその内容を話題にすることにより、保護者たちにも環境への取り組み意識が高まる効果が期待できる」としている。1年だけで終わらせるのではなく、今後継続的に実施していく計画であることから、傷みやすい紙にはしっかりした材質を採用したいという。
 総事業費は65万円。県の08年度地域発元気づくり支援金事業に採択され、約60万円の支援が決まっている。

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