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5日に本番、アンサンブル信州in宮田がリハーサル開始

5日に本番、アンサンブル信州in宮田がリハーサル開始

 国内外の有望な若手演奏家が集まる宮田村の弦楽合奏団「アンサンブル信州in宮田」は3日、2日後に控えた定期演奏会に向けてリハーサルを始めた。6回目を迎える今年の定演は、地元合唱との共演を盛り込むなど話題づくめ。管楽器を新たに客演に迎えるなど、本番を成功させようと団員、関係者が心ひとつに意気込んでいる。
 「子どもたちに本物の音楽を」と、住民有志の熱意で発足した同合奏団。毎年の定演には一般向けのほかに、上伊那各地の小中学生を無料招待してコンサートも開いている。
 この日のリハーサルも宮田小学校3年3組の児童が見学。プロの奏者の練習風景にふれ、音楽を心から楽しみながらも真剣に打ち込む様子を肌で感じた。
 5日に駒ケ根市文化会館で開く定演では、一般向けの夜の部で地元の子どもたちを中心とした合唱と初共演が実現。
 前東京音楽大学長で、今年から住まいも村内に移して音楽芸術監督を務める兎束俊之さんは「合唱した子どもたちの記憶は大人になってからも残るはず。より地域と密着した合奏団になれば」と、今回の定演にいつも以上の期待を寄せる。
 5日は午後2時から子どもたち対象のコンサート、6時からが一般対象で合唱共演のほか、バッハやドボルザークの名曲を奏でる。
 入場料は前売り3千円、当日3500円で宮田村民会館ほか、駒ケ根市文化会館、飯島町文化館などで取り扱っている。問い合わせは加藤テレビ85・4220へ。

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