商店街ににぎわいを竏秩A空き店舗を市民の活動拠点とした「みんなの広場」がオープン
人の集まる商店街を取り戻そう竏秩B駒ケ根市銀座アーケード内の空き店舗(マルトシホール)に5日、市民の活動拠点「みんなの広場」がオープンした。準備を進めてきたのは商店主などでつくる「わいわいわくわく市民の会」とNPO法人「中央アルプスの郷プロジェクト」。店舗内をきれいに整備し、シャッターだった部分を防音の壁にするなどして工夫。今後は、気軽に立ち寄ってもらえる憩いの場として開放したり、さまざまなイベントに利用してもらおうと考えている。初日のこの日は、朝市で幕開け。訪れた商店街の女性は「とってもきれいになった。今はシャッターが閉まっている店も多く、人通りも少ないので、多くの人が来てくれるようになれば」と語った。
同プロジェクトを企画したメンバーは、人通りの少なくなった商店街のために市民の力で何かできないかと、昨年からこの場所で歌声喫茶やクリスマスツリーの講習会などを開催してきた。その中で、継続的に活用していく方法がないかを模索。結果、誰もが活用できる広場として開放し、市民活動拠点となるような空間を目指すこととなった。同事業は県の元気づくり支援金の採択も受けている。
広場の広さ約230平方メートル。中にはステージもあり、演奏会もできるほか、各サークルの学習会や会合に使用できる。また、独自イベントも定期的に開催していく予定で、朝市のほか、フィーリングカップル、ワークキャンプなどの開催を予定している。