奥村憲とイーゼル会展
伊那市の女性プラザ伊那で活動する絵画サークル「イーゼル会」と、講師の奥村憲さん=伊那市=による第5回展「奥村憲とイーゼル会」が3日、市生涯学習センター2階展示ギャラリーで始まった。油絵、水彩、パステルの個性豊かな42作品を展示している。
イーゼル会は02年から活動。会員7人が生物、風景、花など写実を基本に水彩やパステルで描いている。今回は主に過去1年間に描いた作品で1人3点ずつ出品した。
白日会などの会員で油絵歴40年余の奥村さんは、これまで自身の作品をまとめて発表する機会がなかったことから今回、「伊那谷・仙丈ヶ岳眺望」など100号2点を含む油絵を中心にクレパスやパステルで描いた風景や花などの作品21点を飾った。雪景色が好きで、100号の大作は伊那の雪景色を描いている。
奥村さんは、「だれでも絵心があると思うが、それを素直に表現できる世界がイーゼル会にはある。見ていてほっとする世界、ゆったりした時間を味わってほしい」と話している。
会期は8日まで。午前9時縲恁゚後6時(最終日午後4時)。