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2611/(火)

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箕輪町国際交流協会日本語教室で外国人向け防災講習会

箕輪町国際交流協会日本語教室で外国人向け防災講習会

 箕輪町国際交流協会は5日、町内外在住の外国人を対象にした日本語教室で防災講習会を開いた。同教室の生徒や講師は町職員から地震や水害など災害についての説明を受け、避難場所を確認したあと、地震体験車に乗り、大地震を体験した。
 地震を体験したことのない外国人にも地震の恐さを体験してもらい、いざという時に地震に対応できる心構えを持ってもらうのが目的の同講習会。
 まず町文化センターで町職員が「地震」と「水害」の危険性について説明。
 「・スひなん・スという言葉を覚えておいてください。放送で・スひなん・スという言葉が出たら逃げること。またこれだけは持っていかなくてはならないというものをいざという時に持ち出せるよう、普段から準備しておくこと」と災害に対する心構えを促した。
 また避難場所の記載された地図を配り、身近な避難場所を確認し記入する時間も設けた。
 その後、母国語教室と合流し、箕輪消防署へ。
 順番に地震体験車に乗り、発生が想定されている東海地震や過去に起きた新潟県中越沖地震など、大地震を体験。
 地震体験車に乗るのが初めての外国人も多く、「すごい」「恐いです。こんなに揺れるとは思わなかった。確められてよかった」などと感想を話していた。
 子どもたちは、乗る前は恐がっていたものの、いざ乗ってみると平気な様子。「おもしろかった」と喜ぶ子どもをいた。

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