大久保区民が地震体験車で大地震の揺れを体感
大地震の揺れを体験してもらい、日ごろの防災意識を高めてもらおう竏窒ニ宮田村の大久保区(小田切修区長)は6日、地震体験車の体験乗車を開いた。家族連れなどが朝から集まり、過去の大地震の揺れを体験=写真。改めて事前の備えの大切さなどを学んだ。
世界や国内で大地震により甚大な被害が発生している中、区民にもこうした時の対応方法を学んでほしいと今回の体験乗車を企画。 集まった区民は4人一組で体験車に乗り込み、さまざまな揺れを体験。
関東大震災の揺れを体験した小田切千寿さん(45)は「座っていたから良かったが、すごい揺れだった。これだけ揺れると危ないと実感した」と語った。
また、小田切区長(64)は「ほとんどの人たちは震度2、3程度の地震しか知らないと思う。『地震とはこういうものなんだよ』ということを知っておいてもらうことで、万が一の時、けがをせず、避難してもらえれば」と話していた。
同区では今年、ハンドマイクや照明、炊飯釜などといった防災グッズを県や村の支援金などを活用してそろえている。