赤穂東小の5、6年生が赤穂中学校を見学
駒ケ根市の中学校通学区変一部更の対象となる児童が通う赤穂東小学校の5、6年生約180人が15日、赤穂中学校の様子を見学した=写真。双方の中学校を見た児童らはその規模の違いに驚きながらも、自分の目的を実現するためにはどちらの学校へ通うのが良いのかを考えた。
中学校見学は前日の東中に続き開催した。赤穂中に到着した児童らは、同校の広田敦弘教頭から赤穂中が県内でも最も大きい規模の学校であること、生徒会、部活動とも活発な学校であることなどの説明を受けた。
その後、各教室の授業を見学。
両方の学校を見学した遊佐鼓さんは「東中は車いすの人にも良さそうな学校。赤穂中は東中と比べてすごく大きいことに驚いた」と話していた。
また、児童らとともに両校を見学を見学した赤穂東小保護者の一人は「赤穂中の方が一クラスの人数が大勢。今の環境と比べると、少し大きすぎるように感じる。やっぱり、小さい方が先生の目も行き届くし、自然環境といい、人的環境といい『東中が良いかな』と思った」と話した。
市教育委員会は「見学会は不安解消の意味で開催したもの。今回の見学会を参考に、各ご家庭で話し合っていただければ」としている。