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15/(水)

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丸中産業の産業廃棄物焼却施設に行政処分

 上伊那地方事務所は16日、産業廃棄物焼却施設を設置する南箕輪村の丸中産業(唐沢佳代子代表取締役)に対し、排ガス中のダイオキシン類の濃度が排出基準を超過したため、産業廃棄物処理施設(焼却施設)の使用停止・改善命令の行政処分をした。
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定により、(1)08年9月3日まで産業廃棄物処理施設の使用を停止すること(2)煙突から排出される排ガス中のダイオキシン類濃度を排出基準以下となるよう必要な措置を講ずること-を命じた。
 上伊那地方事務所によると、丸中産業が設置している産業廃棄物の焼却施設について、5月27日に県が行政検査で煙突から排出される排ガス中のダイオキシン類の濃度測定を実施。7月14日に判明した測定値は15ナノグラムTEQ立方メートルノルマルで、排出基準値の10ナノグラムTEQ立方メートルノルマルを超過していた。丸中産業は15日から焼却施設の稼働を自主的に停止している。

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