宮田小で柳沢運動の実技指導
宮田村宮田小学校で13日、健康な心身成育のために幼児期運動の推進を提唱する松本短期大学の柳沢秋孝教授を迎えて、親子対象の実技指導が行われた。県伊那教育事務所が主催する「信州横断スポーツキャラバン」で、園児から小学校低学年までの子どもたちと、その保護者約150人が参加。「柳沢運動プログラム」として教育現場で広く注目される運動法や理念について学び、遊び感覚で楽しく体を動かした。
カエルやクモになった気分で、体を支える力を自然のうちに感じた子どもたち。柳沢さんの指導で一人ひとりが、側転や跳び箱などにつながる基本の運動機能を楽しく学んだ。
県教育委員会は数年前から柳沢運動プログラムに着目し、今年度も上伊那管内では宮田小を皮きりに、26日に南箕輪小、8月23日には中川東小で同様の実技指導を実施する。
「子どもの運動は体だけでなく、心の育ちにも多いに役立つ」と伊那教育事務所生涯学習課の野溝和人課長は話す。