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県知事長寿者訪問
箕輪町の西沢きくよさん(99)を訪問

県知事長寿者訪問<br>箕輪町の西沢きくよさん(99)を訪問

 「敬老の日」の19日、田中康夫長野県知事は、05年度に100歳を迎える県内の長寿者4人を祝賀訪問した。南信では、箕輪町木下の西沢きくよさん(99)を訪ねて歓談した。
 きくよさんは、25日に100歳の誕生日を迎える。諏訪市の出身で箕輪町に嫁ぎ、1女6男をもうけた。17年前に夫を亡くし、今は4男の茂さん(73)と孫の3人暮し。一番上の長女は80歳、6男は62歳で、7人の子どもは皆健在。孫14人、ひ孫は18人いる。
 80歳代までゲートボールを楽しみ、数年前までは天竜川まで散歩をしていた。今は手押し車を押して家の周りを歩いている。新聞を読み、テレビで好きな相撲を見て過ごす。家族と一緒に食事をし、好物は蜂(はち)の子という。
 知事訪問を家族に聞いた1週間前から緊張気味だったというきくよさん。「お世話になったうえに頂いて申し訳ない」と、祝い状と金盃を受け取った。
 「朝は早いんですか」と知事に聞かれ、「昔は早く起きて天竜端を散歩した。20年くらい続けていた」とはっきり答え、昔は夫と一生懸命に農作業したことも話した。
 県内の最高齢者は大町市の110歳の女性、山田すへさん。今月30日までに100歳以上となる長寿者は男性74人、女性497人、計571人。県は、本年度100歳を迎える人と県内男女最高齢者に祝い状と祝い品を贈る。贈呈予定者は286人。

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