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祇園祭本祭で今年も長持ち披露、女子高校生3人も華添えて

祇園祭本祭で今年も長持ち披露、女子高校生3人も華添えて

 宮田村町二区の有志らでつくる「長持ち保存会」は今年も、20日の津島神社祇園祭本祭で奉納する。地元の女子高校生3人が、長持ちと一緒に氏子地域を練り歩く花笠踊りに初参加。あばれ神輿が勇壮な前日の宵祭りとは、またひと味違った趣きで伝統の祭りを盛りあげる。
 保存会が発足して21年。独特の長持ち唄にあわせ、隊列を組んだ練り歩きで本祭りの名物として定着する。。
 「発足時のメンバーがほとんど残ってやっている」と山浦正弘会長。平均年齢は65歳以上と熟し、後継者の悩みも抱えるが、メンバー全員が祭りを楽しみに練習を続ける。
 近年は県看護大学(駒ケ根市)の学生が花笠踊りに参加していたが、今年は赤穂高校2年の多田井優海さん(16)=町二区=、小池美里さん(17)=駒ケ根市=、中平詩乃さん(16)=伊那市=が協力し、華を添える。
 17日夜は総仕上げの練習があり、本番に向けて意気もあがった。

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