ドリーム・ベースボール
プロ野球の往年の名選手が野球を通じて地域と交流する「宝くじスポーツフェア ドリーム・ベースボール」が20日、伊那市の県伊那総合運動公園野球場で開かれた。そうそうたる名選手が名を連ねる名球会とOBクラブの24人が訪れ、地元少年野球チームの選手を直接コーチしたほか、伊那市選抜チームとの試合や名球会会長の金田正一さんの講演会なども行われ、プロ野球好きにはたまらない一日となった。
「少年少女ふれあい野球教室」には上伊那各地のスポーツ少年団や中学校野球部などでプレーする選手約500人が参加し、元巨人の投手・監督の堀内恒夫さんをはじめとするあこがれの名選手からじかにアドバイスを受けた。2215試合連続出場の記録を持ち・ス鉄人・スと呼ばれた衣笠祥雄さんはバッティングの指導を担当。いかつい風貌に似合わない優しい声で「手だけでなく、体全体を回す。それがバッティング」などと丁寧にアドバイスした。
「ドリーム・チーム」と対戦した伊那市選抜チームは0竏・で敗れたが「あこがれの名選手と試合ができるなんて一生の思い出」などと感激を口にしていた。