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インターハイ(2)

新体操・女子団体 伊那西

インターハイ(2)

 高校総体の県大会7連覇、北信越大会6連覇を達成した。全国大会15位だった昨年と比べ技術力は上回るチーム。しかし、本年は精神的支柱の3年生がいないため、上を目指すには「気持ちの強さ」が必要だ。橋爪監督は「自分たちのエネルギーをどこまで出せれるかが重要」と話す。
 前大会も主体だった2年生はそれぞれ、中学時代に個人・団体戦で全国大会を経験した実力者ばかり。昨年の経験を生かし、ここ1年で各自の技術力は向上した。本年、個人戦でインターハイ出場を決めたメンバーの一人、中沢の存在がチーム内に刺激を与えているという。
 チームは互いの悪い部分を注意し、気を引き締め合いながら精神面の成長に取り組む。インターハイ(31日縲・月2日・埼玉県上尾市)に向けた練習は、技術指導よりイメージトレーニングが重点で、突発的な緊張感に襲われないよう、繰り返し頭の中で自分たちの演技を確認している。
 伴奏曲はオペラ音楽として有名な「トゥーランドット」。手具・ロープの軌跡で、一枚の絵を描くようなイメージの演技を目指している。
 「曲の力に負けないだけの技術力があるチームなので選んだ曲。力を思う存分発揮してもらいたい。目標は入賞の6位」と橋爪監督。笠原主将は「曲の力強さの中に優しさを出していければ。他のチームとは違う、自分たちのカラーを出して上位を勝ち取りたい」と意気込む。

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