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元気になった野鳥を放鳥

元気になった野鳥を放鳥

 傷ついたり衰弱したりした野生鳥獣を保護して野生に帰す「野生傷病鳥獣救護ボランティア」の小口泰人さん=駒ケ根市福岡=と県地方事務所林務課は23日、保護していたハヤブサの仲間「チョウゲンボウ」1羽を伊那市の西箕輪小学校グラウンドで放鳥した。同小の児童約100人が歓声を上げて見守る中、元気になったチョウゲンボウは小口さんの手から元気に飛び立った。
 チョウゲンボウは6月9日、伊那市八幡町の線路内にうずくまっているところを通りかかった人が発見し、地方事務所に保護された。衰弱が激しかったため小口さんが引き取り、えさを与えるなどして体力の回復に努めてきた。チョウゲンボウは、絶滅の恐れのある野生動物をまとめたレッドデータブックで「絶滅に留意すべき種」とされている希少猛禽類。

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