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瑞雲墨志会展

瑞雲墨志会展

 水墨画を学ぶ瑞雲墨志会(中原知得会長)の第6回瑞雲墨志会展が23日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まった。上伊那地域に暮らす伊那地区会員の作品など70点余を展示している。
 役員の作品のほか、会員がそれぞれの個性を生かし自由に描いた一般作品、デッサン、模写作品で6号から30号を展示。雪景色や動物、花、仏画など幅広い題材で、墨彩画もある。
 同会講師の下平瑞雲さん(瑞雲国際水墨画会主宰)のコーナーは軸と額装の10点。「雪を基調にして描いている」という作品は、雪が止んだときに描いた「ふる里の丘に立てば 駒ヶ根市東伊那より」をはじめ「秘境」「金閣寺」などがある。
 「黒と白は美の原点。水墨画は写実的な緻密な部分と、幽玄なぼかしの部分で表現する」と下平さん。「個人の持ついいものを伸ばすため勉強している。(会員作品は)毎年レベルが上がり、自分の絵が増えている」と話す。
 会期は28日まで。午前9時縲恁゚後5時半(最終日午後4時)。入場無料。

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