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駒ケ根市で第1回行政評価市民委員会

 駒ケ根市の第1回行政評価市民委員会が24日、市役所であった。公募を含む15人を委員に委嘱。今後同委員会は、市から依頼のあった15事業のほか、委員の要望があった5事業を加えた全20事業を評価する。評価対象となるのは07年度の実施事業(継続事業を含む)。10月から11月にかけて、各事業の評価をまとめ、最終的に行政サイドが総合評価を行い、市議会や一般市民に報告する。市民の声を行政評価に反映させる取り組みは駒ケ根市として初めてのことで、今回の評価結果は、次年度の事業計画や予算編成に反映していく。
 取り組みは、同市が7月から施行した「協働のまちづくり条例」に基づくもので、透明性の確保や市民声に沿った事業展開を図ることなどを目的としている。
 評価するを委ねた事業は▽駒ケ根インターの駐車場事業▽協働のまちづくり支援補助金事業▽企業誘致DMアンケート事業竏窒ネどのほか、懸案事項となっているシルクミュージアム、駒ケ根ふるさとの家運営事業など。
 早速この日は、駒ケ根インター駐車場事業についての評価を開始。
 同駐車場は現在、高速バス利用者などに無料貸し出ししているが、本来の目的以外で使用する人が増えてきている。そんな中、民間企業がインター周辺で民営の駐車場整備を進めており、市では市営駐車場を廃止し、今後は民営駐車場に事業を委ねる方針でいる。
 委員からは「有料駐車場となることで違法駐車が増える可能性が高いため、その対策を考える必要がある」とする声もあったが、基本的には民設民営の駐車場に委ねる方針を認めた。
 今後8月にかけて集中的に各事業の評価を進める。

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