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東伊那小学校で子どもの健康を考える会が健康講座

東伊那小学校で子どもの健康を考える会が健康講座

 駒ケ根市の保健師や栄養士、保育士などでつくる「子どもの健康を考える会」は24日、東伊那小学校の5年生を対象に「健康講座」を開いた。同校の養護教諭・大西由美さん(41)が考案した手で覚える食事バランスガイド「5つのグー」などを交えながら、食事バランスの大切さ、生活習慣病にならないために、夏休み中に心がけるべきことなどを学んだ。
 生活習慣病予防を目的として実施している血液検査に合わせて本年度初めて企画した同講座は、大人だけではなく、子どもたち自身に自分の健康を守るためにはどのような食事や生活が必要か知ってもらおうと企画した。
 大西教諭の考案した「5つのグー」は、食事バランスガイドに記載されている▽ご飯やパン、麺類などの主食▽野菜を中心とする副菜▽肉、魚類▽牛乳、乳製品▽ビタミン類を補給する果物類竏窒フ5分類を、5本の指に置き換えて覚え、バランスよく摂取することを呼びかけるもの。今回はこの日食べてきた朝食に当てめて、実際にきちんとバランスの良い食事ができているかを確認した=写真。
 また、竜東学校給食センターの神田由美子栄養士(31)は、おやつに含まれる油分や糖分の量を具体的に示し、夏休み中のおやつの摂り方に気を付けることを呼びかけた。
 竹村力君(11)は「分かりやすく教えてくれ、自分たちが知らない間に摂っている砂糖や油のことが分かった。今後は気を付けたい」と話していた。
 本年度は東伊那小と赤穂東小の2校で開催したが、来年度は市内の小中学校全校で実施する予定。

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