大御食神社秋の大祭
駒ケ根市の美女ケ森大御食(おおみけ)神社の秋の大祭が秋晴れに恵まれた18日、多くの善男善女が参加して盛大に開催された。呼び物のお練り行列が朝から夕方まで市内を練り歩き、夜には神社に獅子頭を奉納して五穀豊穣を祈った。神楽殿では祭典青年らによる演芸が多彩に繰り広げられ、訪れた人たちを楽しませた。
呼び物のお練り行列は午前8時の打ち上げ花火を合図に共楽園を出発。笛、太鼓の調べが響く中、今年の祭りの年番を務める赤須町の旗を先頭に塩吹き、おかめ、金時、傘打ち、榊持らが続き、浦安の舞、獅子曳き、獅子招き、獅子切らに続いて獅子が最後尾を飾った。沿道は行列を一目見ようと詰め掛けた多くの市民らであふれ返り、あでやかな衣装に身を包んだ子供たちが目の前を通ると「きれいだね」「かわいいね」などと話し合ったり、晴れ姿を収めようとカメラやビデオなどを向けたりしていた。