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立派なスイカできました、宮田小2年1組想いつまった大玉に

立派なスイカできました、宮田小2年1組想いつまった大玉に

 春から地元農家の協力でスイカ栽培に挑戦してきた宮田村宮田小学校2年1組は23日、重さ9キロにも及ぶ大玉をたくさん実らせ、歓声あげて収獲した。ひとりでは抱えきれないほどの大きさに「すごい重い」と、協力して学校まで運搬。24日の給食に提供し、全校で味わう。
 畑一面にできた立派なスイカに、笑顔広げた子どもたち。「こんなに大きくなるなんて思わなかった」と目を輝かせた。
 全校の給食に使うため23玉を収獲。汗をかいた子どもたちは特別に、園主の小田切靖子さんの厚意でとれたてのスイカを試食した。
 「あまーい」「おいしいよぉ」と大喜び。パワーをつけた後は、駒ケ原地区にある畑から学校まで約30分の道のりをリヤカーで大切に運んだ。
 学級で飼育するハムスターの「リボンちゃん」のエサ代に充てようと、今年初めて挑んだスイカ栽培。
 担任の大日野昭美教諭は「小田切さんの協力のおかげで、子どもたちは作ることを一から学べた。かけがえのない貴重な体験が積めたと思う」と話す。
 苗植え、受粉、草取りと、丹精こめた自分たちのスイカ。29人全員の想いを一杯いっぱいつめこみ、大きな実りの夏を迎えた。

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