点字講座
視覚障害者のために点字翻訳などのボランティアを行っている駒ケ根点字サークル(今福富栄代表、12人)は17日、初心者向けの点字講座を駒ケ根市の高砂園で開いた。駒ケ根市や中川村の女性6人が参加し、点字の基本を学んだ。
参加者らは点字の仕組みについて、6つの点の組み合わせにより数字や50音や濁音を表現していること、パソコンと専用プリンターで点訳が簡単にできること窶狽ネど簡単な講義を受けた後、早速点字を打つ実習に挑戦。点字板に固定した用紙の裏から点筆(てんぴつ)でプツプツと突起をつくる練習をした=写真。「何だか楽しい」「この感触が気持ちいい」「これならできそう」と参加者らはそれぞれ手応えを感じている様子だった。
講座は10月15日の第4回まで開かれ、参加者らは点字についてさらに深く学んでいく。