駒ケ根工業高校で夏休みものづくり体験教室開催
駒ケ根市にある駒ケ根工業高校で27日、小学生を対象とした「夏休みものづくり体験教室」があった。赤穂南小学校と西春近南小学校(伊那市)の児童と保護者約50人が参加。七宝焼きのキーホルダーづくりに挑戦した=写真。
同教室は小学生にものづくりの楽しさを体験してもらうとともに、工業高校とはどんな場所かを知ってもらうことなどを目的として実施しているもので、夏休み中は全4回、開催を予定している。
初日のこの日は、金属製の下地に鉱物質の粉末を水で溶かしたペーストを乗せて焼き上げる「七宝焼き」の体験を企画。親子は先のとがった棒などで細かな部分にも色を乗せ、オリジナルの作品を焼き上げていた。
この日小学1年生の伊東祐稀君、年中の拓未君と参加した母親のみのりさんは「子どもも張り切ってやっているが、なかなか難しい。でも、自分で手づくりしたものなので、宝物になると思います」と話していた。