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伊南地域総合開発期成同盟会中田切部会・与田切部会総会

与田切川国道153号線下流直轄砂防事業の延伸計画(案)示す

 伊南地域総合開発期成同盟会中田切・与田切部会総会が28日、飯島文化館であった=写真。この中で、国土交通省天竜川上流河川事務所は与田切流域の国道153号線下流砂防事業の延伸計画(案)を示した。中田切川でも直轄事業の延伸を考えている-とした。
 駒ケ根市・飯島町・中川村の理事者、議会、関係区など約60人が出席し、07年度事業報告、決算報告を承認し、▽砂防事業、治山事業の建設促進を図るために、国、県に対し、積極的な運動を展開する▽地域が一体になり事業の推進に当る▽砂防・治山事業の推進を図り、水資源の確保と水利の調整を図る-などを盛り込んだ08年度事業計画を決めた。
 この後、天竜川上流河川事務所から、与田切川・中田切川流域の砂防事業の現況と今後の見通しについて説明があった。この中で、与田切川の国道153号下流については県施工で床固め工が4基施工されているが、いずれも老朽化している。国道と直近に飯田線が走り、土砂災害による交通遮断などが懸念される。そこで、直轄砂防事業を町道3152号まで延伸し、国道から東へ床固工6基、帯工2基設置する方針で、住民と意見交換しながら設計を進めたい-などの考えを示した。

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