非核平和行進が北上、上伊那を縦断
延べ9単組150人が、中川村から辰野町まで
上伊那地区労働組合会議や各地区勤労協でつくる被爆63周年2008非核・平和行進上伊那地区実行委員会は29日、恒久平和を訴える平和行進「子どもたちに核のない未来を!2008上伊那非核・平和行進」を行った。延べ9単組150人が、中川村から辰野町まで歩き、非核、恒久平和を訴えた。従来は2日間掛けて実施していたが、昨年から1日に短縮、市街地の要所要所を歩き、バスでも移動した。
出発地の中川村役場では約70人が集まり集会。上伊那地区労組会議の宮島良夫議長は「地球温暖化対策には原子力発電が有効という意見もあるが、一度、事故が発生すれば、地球規模の環境破壊につながる。核のない未来を子どもたちに届けることや、原子力に頼らない省エネ社会に向け、頑張ろう」と呼び掛けた。
曽我村長は同委員会の組織活動をたたえ、カンパを手渡し、激励した。
この後一行40人は先導車に続き出発。組合旗を手に、炎天下の中、沿道の住民に核廃絶をアピールしながら、飯島町に向い北上した。