駅前広場「輪苑」にあずまやを
宮田村のJR宮田駅周辺の住民有志でつくる「一輪の会」(小沢常明会長)は26日、整備を進める駅前広場「輪苑」に休憩所となるあずまやを建てようと地鎮祭を開いた。同会の手づくりで輪苑が開園して2年が経過。あずまやの設置は当初からの念願でもあり、今回も地域の幅広い協力で建設にこぎつけた。
新田区の後藤寛さんが、所有する山林からヒノキ材を提供。
棟りょうにはあずまやを何棟も建てた経験がある同区の小田切幸平さん、屋根ふきは中越区の久保田秀男さんに協力を仰ぎ、一輪の会メンバーが基礎から枠ぐみまで力をあわせて手づくりする。
広さは4畳半ほどで、10月の完成を予定。「輪苑はどんどん進化し、多くの人に親しんでもらえる広場となった。念願だったあずまやもみんなの手づくりで、立派に完成させたい」と小沢会長は話した。