登喜和冷凍食品の新製品 熟成豆腐チーズ「醍醐丸」が好評
養命酒駒ヶ根工場内「健康の森」の販売所で
登喜和冷凍食品(本社・伊那市)がこの開発発売した熟成豆腐チーズ「醍醐丸」が、静かなブームを呼んでいる。
養命酒駒ヶ根工場の敷地内にある「健康の森」の売店では、「豆腐チーズ」の名前に珍しそうに足を止めた客が手を伸ばして購入していくだけでなく、クチコミで評判を聞いた人がわざわざ買い求めに来る例もあるという。
醍醐丸(だいごまる)は、こうや豆腐用の一般より少し固めの豆腐を、完全発酵したみりん粕のもろみに漬け込んで熟成させた新食品。登喜和冷凍食品の関係者は、「濃厚なチーズのような味とフォアグラのような食感が魅力」とアピールする。酒のつまみにむいているそうだ。もろみも様々な食品の味をまろやかにする調味料として使えるそうで、中華料理などにあうだけでなく、ドレッシングの隠し味にも良いという。
登喜和冷凍食品の豆腐製造技術と、養命酒のみりん粕を完全発酵させる技術が出会って開発された、伊那谷生まれの新食品だ。