坂下区がAED講習会
自治会費でAED購入は、伊那市では坂下区が初
伊那市坂下区の住民は、万が一に備えて、10日、AED・自動体外式除細同器を使った救急救命法を学んだ。坂下区の住民20人ほどが参加し、伊那消防署の署員から指導を受けた。
坂下区では、今年7月に区の予算を使ってAEDを導入した。伊那市の区の中で、自治会費を使って導入するのは坂下区が初とのこと。
参加者らは、スイッチを入れるときは、患者から離れる、体がぬれているときは水分をふき取るなどアドバイスを受けながら、実際にAEDを使って訓練した。
有賀昭洋坂下区長は、「坂下公会堂は、公民館活動も活発で人の出入りも多いので万が一のときに、人の命を救えるならと導入した。宝の持ち腐れ手にならないよう、使えるようにしておきたい」と話していた。
なお、AEDは2階の目に付きやすい場所に設置されていて、いつでも使えるようにしているほか、野外イベントには携帯して、活用するという