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箕輪町戦没者慰霊祭

箕輪町戦没者慰霊祭


 箕輪町と町社会福祉協議会は1日、町戦没者慰霊祭を松島コミュニティセンターで開いた。遺族や来賓ら約140人が参列し、戦没者602柱に献花してめい福を祈り、不戦と恒久平和を誓った。
 町社協会長の平沢豊満町長が、「602柱の英霊のごめい福を祈り、ご遺族の長年のご苦労に深甚なる敬意を表する。再び戦争の悲劇を繰り返さないことが私たちに課せられた極めて重要な責務。恒久平和の樹立と安全安心で住んでみたいまちづくりを誓う」と祭文を読み上げ、上伊那地方事務所長、箕輪町議会議長、上伊那郡遺族会長が追悼の言葉を寄せた。
 向山好晴遺族会長は、「戦争のない世界平和が人類の願望と確信。再び戦争の惨禍、悲劇を繰り返してはならない」と話した。
 町遺族会の竹入弘人会長は、「戦後60年。国政では憲法改正が論議され平和憲法まで改正されようとしている。是非はともかくとし、我々遺族は2度と戦争は嫌で、してはならないという意識を貫き、その活動を続けていく」とし、忌まわしい戦争体験を風化させてはならない不戦の誓いの場としての慰霊祭の開催に感謝した。

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