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メディカルリブ(株)と伊那市が工業立地の覚え書き

医療器具開発製造のリバー精工グループ

 医療器具の開発製造している岡谷市のメディカルリブ(株)が、18日、伊那市と工場立地について調印を行ないました。
 メディカルリブは、医療機器を開発・製造し、岡谷市に本部を置くリバー精工のグループ会社です。
 今回、消化器や循環器系の内視鏡などを製造する新しい会社「メディカルリブ(株)」を立ち上げ、工場を建設するため伊那市から用地取得を計画しました。
 今日は、西村幸(みゆき)会長と誠(まこと)社長、小坂樫男伊那市長が、工場立地に関する覚書を取り交わしました。
 工場は、伊那市が工業団地として新たに整備を計画している伊那インターチェンジ隣の大萱産業適地に取得・建設する予定で、面積はおよそ5400平方メートルです。
 調印式の中で、小坂樫男市長は、「伊那市には新しい病院もあり、医薬品の試験なども盛んに行なわれている。伊那の地で大きく羽ばたいて欲しい」と挨拶しました。
 メディカルリブ(株)の西村社長は「培った技術やノウハウで全国のドクターに器具を提供したい。日々努力していくので温かく見守って欲しい」と話していました。
工場建設の総事業費は5億円ほどを見込んでいて、メディカル(株)では、大萱産業適地の造成が終了する来年3月を待って、4月から工場建設をはじめ、秋ごろには完成させたいとしています。

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