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伊那通過ルート求める、リニア建設促進県協議会

JR東海宇野執行役員が来賓あいさつ

伊那通過ルート求める、リニア建設促進県協議会

 ニア中央エクスプレス建設促進長野県協議会総会が27日、伊那市役所で開かれ、伊那を通るBルートを要望していくことなどがあらためて決議されました。
 総会には県や関係自治体などおよそ60人が出席し、リニア中央新幹線の早期実現に向けた活動などについて協議しました。
 総会では東海道旅客鉄道株式会社、東海道新幹線21世紀対策本部の宇野護副本部長が挨拶しました。
 このなかで宇野副本部長は、「自然災害など予想される東海道新幹線のリスクが高まってきている。リニアがバイパスとしての機能を果たし、その特性を生かすために、どのようなルートがよいか検討している。また駅をつくる場合は地元負担を求めていきたい。
 地域からの要望を聞きながら、ルート、駅の設置について今後調整を図りたい」と述べました。
J R東海は今年3月から大鹿村で、建設ルートの地質調査に着手しています。
 国家プロジェクトのリニア中央新幹線は山梨リニア実験線の実用化に向け全線42.8キロを平成28年度までに建設することが決定し、工事が着工しています。
 また「自らのイニシアティブのもとに平成37年を目標に首都圏から中京圏での営業運転の開始を検討する」との表明をしています。
 今日の総会では、リニア中央新幹線の県内ルートはBルートとすること。また県内に必ず駅を設置し、設置にあたっては沿線市町村の意見を踏まえて検討すること。他に今後のリニア中央新幹線の推進にあたっては沿線自治体と十分調整することなどが決議されました。
【伊那ケーブルテレビジョン】

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