長谷の民話、切り絵にした作品展
信州高遠美術館で、長谷の「糸ぐるま」代表
伊那市長谷に伝わる民話や地元の風景などを切り絵にした作品展が、30日から伊那市の信州高遠美術館で開かれています。
作品展を開いたのは、長谷の民話をテーマに紙芝居をしているグループ「糸ぐるま」代表の久保田文子(フミコ)さんです。
久保田さんは、30年前から長谷の民話をテーマに切り絵で紙芝居を作っていて、信州高遠美術館では、初めて作品展を開きました。
今回は、紙芝居で使用したものの中から、特に気に入っていると言う作品20点が出展されています。
銃で撃たれた親猿を、介抱する3匹の子猿から、親子の絆の大切さを伝える「孝行猿」や、絵馬に書かれた馬が、夜になると畑を荒らす、「お宮の絵馬」などの民話を題材にした作品が並べられています。
久保田さんは、「紙芝居のいい場面を選び展示した。じっくりと見てもらい、民話や切り絵に親しんでほしい」と話していました。
この作品展は、9月23日まで開かれています。
【伊那ケーブルテレビジョン】