松島運輸区でJR東海が地震防災訓練
震度5で車両で脱線を想定
JR東海は1日、地震による電車の脱線を想定した訓練を箕輪町松島で行いました。
JR東海で車両管理を行なっている関係者や駅員が、地震による災害復旧訓練を行いました。
訓練は、午前9時40分、震度5強の地震が発生し駅構内で電車が脱線したとの想定で行われました。
JR東海では、3年前から、伊那松島運輸区構内を使って、毎年9月1日に脱線した車両の復旧訓練を行っています。
脱線した車両の重さは46tあり、少しずつジャッキアップし、水平を保ちながら、約30分かけて線路の上に戻されました。
また、今回は伊那、箕輪、辰野の消防署員も初めて訓練に参加し、電車の下敷きになった人の救出訓練を行いました。
JR東海飯田支店の日向聖一支店長は「日頃の訓練や知識を大事にして、それぞれの役割を明確にし、いざという時、すぐに対応できるようにしたい」と話していました。
【伊那ケーブルテレビジョン】