美篶小にグアテマラから手紙の返事
雑穀アマランサスのつながりで
伊那市の美篶小学校3年2組の児童が、7月に南米の国グアテマラの子どもたちに書いた手紙の返事が、今日、届きました。
手紙を届けたのは、アマランサスの栽培や、日本の農産物直売所のノウハウを普及・指導するためにグアテマラを訪れていた信州大学農学部の根本和洋(かずひろ)助教です。
3年2組の子どもたちは、今年、総合学習でアマランサスを育てています。その指導を根本さんがしていることが縁で、グアテマラの子ども宛に、アマランサス栽培などについて手紙を書きました。
根本さんは、アマランサスの栽培状況などの視察に8月にグアテマラを訪れ、西部にあるタブロン村の子どもに手紙を渡しました。
そして、その返事を持ち帰り、今日、子どもたちに渡しました。
子どもたちは、手紙を受け取ると、早速開き、友達と交換しながら、翻訳された手紙を読んでいました。
手紙には、アマランサスの絵や、栽培を手伝っていること、家族のことなどが書いてありました。
子どもたちは、「海の向こうから手紙が来ると思うとドキドキした」「グアテマラからの手紙は夢みたい」と感想を話していました。
根本さんは、「喜んでもらえて嬉しい。いつかは、国際中継システムを使って、お互いに顔を見る機会を作ってあげたい」と話していました。
【伊那ケーブルテレビジョン】