高遠消防署新庁舎お披露目
伊那市東部の火事は頼んだぞ
伊那市高遠町小原で建設が進められていた高遠消防署の新しい庁舎が完成し、4日お披露目されました。テープカットなどの式典で完成を祝いました。
新しい高遠消防署は、これまでの庁舎の老朽化や伊那市との合併に伴う業務拡大で手狭になったことから建設されたもので、今年2月に着工、8月末に引き渡しとなりました。
敷地面積はおよそ2千8百39平方メートルで、延べ床面積は769平方メートル。
女性用の仮眠室が設けられている他、これまで高遠消防署にはなかった、訓練棟が設置されました。
また、通信業務が一元化され、伊那消防署からの指令が放送で署内に流れるようになり、コンピューターの画面に現場の地図が表示されるようになりました。
高遠署の管轄エリアも拡大となり、旧高遠町のほか、長谷地区、富県の新山地区と、美すず地区、手良地区の一部が担当地域となりました。
小坂樫男市長は、「出動を考えれば、素晴らしい場所に建設することができた。地域の消防、防災拠点として、住民の方々に充分答えられると思う。」と新しい施設に期待していました。
新しい庁舎は、あす午前9時から午後7時まで一般公開され、救急の日の今月9日から業務が開始されます。
【伊那ケーブルテレビジョン】