新宿区の企業、ますみヶ丘平地林で林業体験
伊那市・新宿区の地球環境保全協定で
伊那市と東京都新宿区との間で今年2月に締結された地球環境保全協定竏停・
ますみヶ丘平地林を活用しての環境の輪が広がりを見せています。
6日は新宿区に本社や支社がある事業者が林業体験をしました。
チェーンソーでの間伐材の切断や斧を使った蒔き割り体験をしたのは、東京電力新宿支社や東京ガスの社員など25人です。
一行は、午前9時に鳩吹公園に到着し、ますみヶ丘平地林へと移動しました。
平地林で新宿区民が間伐を行なうことでCO2削減につながるとして、森林整備を進めたい伊那市とCO2削減や区民の自然学習を進めたい新宿区の思惑が一致し協定締結の運びとなりました。
間伐が手付かずとなっている新宿区の森は、4000平方メートルあります。
新宿区では、区と区の事業者が環境活動に取り組んでいこうと、新宿区エコ事業者連絡会を組織していて、今回の林業体験もその活動の一環です。
今回指導にあたったのは、伊那市の桜守りでNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会の稲辺謙次郎さんです。
稲辺さんは、間伐によるCO2削減の効果や森林の持つ役割などについて説明しながら実技指導をしていました。
新宿区エコ事業者連絡会では、「環境は区民と事業者を結ぶことのできる共通のテーマ。」だとしていて、今回の活動を通してさらに環境に関する取り組みを進めていきたい考えです。
【伊那ケーブルテレビジョン】